
Machining
旋盤は、さまざまな種類がある工作機械の1 つで、回っている金属材料に刃物を当てて削ります。
ちょうど鉛筆削りと同じ要領です。コンピューターの時代になって旋盤も進化し、「NC 旋盤」となりました。 NC(Numerical Control)とは 数値制御 のことで、コンピューターで位置や速度をコントロールするという意味です。
回っている金属材料に刃物を当てて削ります。
えんぴつ削りと同じ要領です。
棒材加工機(バーワークマシン)は、長い棒状の材料(例えば4m )を供給し、部品を 1 個削るごとに突切っては棒をつかみ替え、金太郎飴のように次々と切り出していく方式です。同じものを大量に、人の手をかけずに生産することを目指したので「自動旋盤」と呼ばれてきました。
自動旋盤のほかに素形材加工機(チャックワークマシン)があります。チャックワークとは、1回1回材料を供給し、つかんでは加工して取外し、つかんではまた加工していく方式です。
機械の構造にも種類があります。材料をつかんでいるところ(チャック)に工具を当てても材料はたわみませんが、チャックから遠ざかるに従って材料はたわみやすくなります。そこで、細長いものを削るときに、材料がたわまないよう、工具の手前でいつも材料を支える道具を使います。この装置を「ガイドブッシュ」と呼びます。ガイドブッシュのある機械は、材料をつかんでいるチャックの方(主軸台側)を移動させるため、主軸台移動型と呼びます。一方、工具の方が移動する主軸台固定型の自動旋盤もあります。
タレットと呼ばれる大きな円筒状になった台の周囲に工具を並べて配置するタイプ円筒状に工具を配置することで、多くの工具を取り付けることができる複数の刃物を順番に使うことで外周削り・穴あけ・ねじ切りなどの連続加工が可能。
水平な台に工具を並べて配置するタイプ工具が横に並んでいるため、工具の割り出し時間がいらず繰り返し精度が高い。ただし、工具が並んでいるため加工時の干渉が起こりやすい。
ガイドブッシュを備え、主軸台が長手方向に移動する「主軸台移動型自動旋盤」は、細くて長い素材の加工を得意とします。一方、主軸台が固定され、刃物台が長手方向に移動する「主軸台固定型自動旋盤」は、太くて短い素材の加工に適しています。
主軸台移動型には「くし刃刃物台」が、主軸台固定型には「タレット刃物台」が主に搭載されており、それぞれの加工用途に応じた構造となっています。
また、最大40本のツールを取り付け可能なマガジン仕様の機種も存在し、多品種・複雑加工にも対応できます。
主な使用材料 | 黄銅/銅/アルミ/ステンレス/鉄/樹脂 |
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シチズンマシナリー・ミヤノ BNJ
シチズンマシナリー・シンコム A20Ⅶ
マザック INTEGREX200ⅢS
機械 | 仕様 | 加工径 | 台数 | |
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シチズンマシナリー・ミヤノ | BNJ51SY3 | バーフィーダー | φ8.0~φ50.0 | 1 |
シチズンマシナリー・ミヤノ | BNJ51SY2 | バーフィーダー | φ8.0~φ50.0 | 1 |
シチズンマシナリー・ミヤノ | BNJ42SY6 | バーフィーダー | φ8.0~φ44.0 | 1 |
シチズンマシナリー・ミヤノ | BND34S5 | バーフィーダー | φ4.0~φ34.0 | 1 |
シチズンマシナリー・ミヤノ | BND34S | バーフィーダー | φ4.0~φ34.0 | 1 |
シチズンマシナリー・ミヤノ | LE12B | バーフィーダー | φ8.0~φ44.0 | 1 |
シチズンマシナリー・ミヤノ | LX21 | バーフィーダー | φ13.0~φ63.0 | 1 |
シチズンマシナリー・シンコム | A20Ⅶ | バーフィーダー | φ4.0~φ20.0 | 1 |
マザック | INTEGREX200ⅢS | バーフィーダー | 8インチパワーチャック | 1 |
マザック | SQT10M | チャッカー | 8インチパワーチャック | 1 |
高松機械 | XC100 | チャッカー | 6インチパワーチャック | 1 |
高松機械 | GSL10H | チャッカー | 6インチパワーチャック | 5 |
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